「外遊びの群れを作ろう」を受講された皆さんの感想


 

うちの息子が、7歳から14歳まで7年間プレイパークつくりや、その運営に関わってきました。

遊びや仲間が広がった、とても楽しい7年。

息子にとっては、そこで過ごした時間は、学校以外の友達や年齢を超えた友達を持てた、宝物のような時間でした。

もちろん、私にとっても。

 

でも、私、プレイパークの理念は大好きですが、

 

子どもの遊びをめぐる環境の悪化を社会問題と捉え、トップダウンでアプローチしようとする姿勢こそが、大多数の子育てする大人にとって「誰かが何とかしてくれる」という意識を生み出しているんじゃないかと思うことがあります。

 

冒険遊び場づくり協会のサイトには、「遊びあふれるまちへ」ってメッセージが最初に出てきますよね。

 

子どもにとっての遊びが、特定の場所、特定の時間で行われる、非日常なものではなく、息を吸って吐くように、当たり前に身近な場所に存在するようになりますように、との意味だと思っています。

 

全国に400ものプレイパークができて、活動が広がって、そのこと自体はとっても素敵なことだと思うんですが、

 

その割に、子どもの遊び環境は何か変わったのかって言ったら、全国的にさほど改善したわけでもなく、相変わらず日本の子どもたちの自己肯定感は低いまま。

 

なんでだろう?子どもの遊びに熱心にかかわろうとする大人は増えているはずなのに。

 

・・・そんな問題意識を、少しでも共有できたら、と思って開催した講座でした。

 

以下みなさんの感想をお伝えします。


2018年5月橋本公民館で開催された「外遊びの群れを作ろう」を受講された皆さんの感想です。

 

☆Tさん

 

今日はお話ししていただき、ありがとうございました。

(*´▽`*)

 

ものすごく、緊張しいなのですが、いつも隠れ蓑にしている子供は入園してもういないし、知らない人がたくさんいて、すごくいたたまれなかったのですが参加してホントに良かったです。

 

私、自分ですごく変わっているのを自覚していて、でも人と同じでなければ許せない母親と、生真面目な教員の父の元で育ったために、自分が本当にやりたくて反対されそうなことはコソコソする癖がついてしまい、こどもたちも野放図に育てたのですが反対されると逆らえないのでできるだけ敵をつくりたくなくて、人のいないところでコソコソ自然遊びさせてきたんです。

 

それを白昼どうどうとしているちびたんという群れを発見し、ようやく市民権を得た思いでした。

 

いい人でいなければならない。人のために尽くさなければならないという呪いも身についていて、自分のためにやりたいなんて主張されるべきことじゃないと思っていました。

 

我慢しない。

あわせない。

納得してないのにいいよと言わない。

言いたいことはハッキリ言う。

 

これ、全部真逆なことをしてきました。

今まで無駄に背負い込んできたもの、ぜーんぶ放り投げたい。

軽くなりたい。

ぢーことの出会いに感謝です。

(T_T)

 

今日の感想とちょっと違うかもしれませんが、私の感想です。

もっと貪欲に仲間を欲してつくってみたいです。

 

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☆Yさん

今日は、参加させていただきありがとうございました。

 

頷くことばかりの内容で、

なんでこんなに、私達のことが分かるんだろう!

と、思いました。

 

『子どものやりたいことをさせなければいけない

お金を取るなんてとんでもない

余計な口出しをしてはいけない』・・・

私の中では、『信じて待つ』『誰でも出入り自由』『万人に平等』『遊びに差を付けない』というようなことにも、すごくすごくとらわれて活動していたなあ、と気が付くことが出来ました。

私たちの活動は、区役所の公園管理課と協働ではじめた活動なので、みんな同じように、は、特に刷り込まれた感があります。

 

でも、今日は、乳幼児のお母さんがたくさんいて、私は年長者だったのでビックリしたのですが、こんな、とらわれまくってる私のやり方でも、続けてきたことが、誰かの参考になった、ということが、とても嬉しかったです。

 

やっちゃえばなんとかなるんだ!

と、思えました。

うおー、やるぞー

 

また、お会いできますように☆

今日は、ありがとうございました!

 

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☆Mちゃん

 

ぢーこ、

今日はありがとうございました。

 

今日考えさせられた言葉。

仲間、時間、空間 これらが解決されれば遊びが復活するのか?

 

本当にそう思うこと。

プレパが特別な場所ではなく

どこでも遊べる子ども。

とてもシンプルだなあ。

 

一番だいじなのは、何故やるのか。

正しいと思い込み過ぎない。

やりたいからやる。

無理しない。

 

自分がこの先やりたいなあ

って思っていたこと。

一年前の私は、家の近くにプレパを作りたい!でした。出会って間もないぢーこに田んぼの泥んこ大会で少し話を聞いたりしました。

 

まいにち何の余裕もないはずなのに、想いだけがフツフツと、、、、

 

でも突き詰めていくと、

小学生の放課後の外遊びの姿を取り戻したい。

その中にもちろん我が子がいます。

我が子が来るかどうかは分からないけれど(笑)

でも、子どもが外遊びするような、子どもの姿がある地域で、育ってほしい。

 

色々考えると、小学生になってからでは遅くて、もっと子どもが小さい頃からの親子の意識なのかなと思ったり、親子の外遊びの活動が近道なのかなと思ったり。

 

色々と、考えすぎていました。

でも、まさに今日、私が頭の中で漠然と思い描いていた活動をしている方に運命的に出会いました。

 

毎週水曜日に、ここで遊ぼうぜ!そんな小さな流れができたらいいなって思っています。小学校の近くの緑地か、公園を考えています。

 

なんだか私にもできそうな気がしています。

ハードルが下がってしまい、そんな魔法をかけられてしまった一日でした。

 

また相談することがあるかもしれません。

やると言っときながら、なかなか実現しないかもしれません。

 

でもまたよろしくお願いします。

 

今日はありがとうございます!

 

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☆Mさん

 

自分では自覚してなかった、凝り固まったプレーパーク脳を開放してもらいました。

 

最近、自分が過ごしたい群れって何だろう。本当に大事にしたいことは何なんだろうともやもやしていました。

今日、講座を聞いて、自分がどんな群れを作りたいのか?そしてそれは誰のために?と改めて問いかけることが出来ました。

日常の中で息をするように遊べる環境。特別な場所でなくても子供たちは遊べる事。

特別な遊びは大人のためのもので子供にとって意味が無いものでは?とはっきりわかりました。

 

今回の講座を通して、子どもたちが近所で遊べる環境や仲間をゆるーく作れたらいいなと改めて思いました。

そして、娘が小学校で行き詰った時の逃げ場がある仲間がいることに改めて感謝したいな。

その関係を大切にしていきたいなと思いました。

 

あたし自身は、自分の子供に対しては、つい正しいことを教えてしまいます。

よその子に対しては斜めの関係で、正しいことより楽しいことを伝える大人になりたいな、

そして、うちの子をどなたか斜めの関係で楽しいことを伝えてほしいなと思いました。

 

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☆Nさん

 

ぢーこさま

群れづくりのお話、めちゃ面白かった。

冒険遊び場から離れた理由も、うんうん頷くところがいっぱい。

自分が冒険遊び場から離れたのは、やりたいことができなくなったからなんだよね。そして、気持ちが重くなって、面白くなくなってきた。

わざわざ、電車に乗っていくことがいいのかなっていう疑問も生まれてきた。

結局、軽度なウツになり、メンタルクリニックのお世話になり、回復したけど、回復の道のりも、プレーパークの存在は大きかった。

 

運営のやり方が違う、志が違う。

なぜやるのかっていう話ができている。

感覚統合も本格的に関わり始めたのもこの時期。

地元の遊び仲間(公園遊びボランティア)にも救われたし(現在進行形)

いろんなことがぶわぁっと出てきて、アワアワしちゃってました。

 

『自分がどうしたいか』

それにつきるんだなぁって。

私がやりたいからやってるんで、来たかったら来れば。

最近、その感覚がわかってきたので、楽になってきてました。

自分がやりたいならやりたいって言えばいいじゃん。

私はやるよって言ったけど、来てねっては誘わんよ。

 

地元は、プレーパークは作りませんと言いきっています。

私は、それでいいやって思っていて、親が、子どもに関わる大人が、プレーワーカーの考えを持っていたら最高じゃんって感じたのでした。

プレーパークにこだわらなくなってきたんですよね。

 

大人が関わりすぎっていうのも、放課後子ども教室(放課後事業っていうやつ)でも感じるのだけど、結果を横取りしちゃう大人は多すぎ。

結局、納得しないまま同じことの繰り返しで、問題がややこしくなってくる。

喧嘩の納め方も、ごめんなさいだけじゃない。

スルーしちゃうのもアリなんだけどね、よしとしない。

それがあるから、遺恨だけが残って不満が募っていく。

小さいうちに、喧嘩の納め方を覚えてほしいって感じます。

 

参加者のうちで最年長の子どもだったのかな。

群れ作りは子どものためだけじゃなく、親もね、らくになる。

思春期の今、今まで関わってきた仲間の中でのお手伝いとかで、自信を積んでいってる。安心できる、理解してくれる人の存在って、大きいなぁって思います。

反省会の話も、笑うしかないくらいいろんな思い出がつまっていて。

 

くりさんの表現が的を射すぎていて、たまんなかったです。

反省会はダメ出しが多すぎて、嫌な気持ちになるから、やり方を考えようと話したけど、結局、サンゲ大会になってしまった。

イベントなんかやりたくないって思えてきたんだよねぇ。

それを繰り返さないように、今はよかったこと、気になったこと、これからやりたいことを話せるようになってきたのは、前の団体の経験からかもしれないですね。(まあ、知ってるよねぇってことで)

本当に、ぢーこの話を聞いて、パンドラの箱ちゃんがパッカーンしちゃったみたい。

ゆっくり整理していきます。

トラウマ化しているから、慎重になってるんだなぁ。

自分がやりたいからやるし、やってることに興味を持ってくれる人だけが来てくれればいい。

そうだよね。

いろいろとすっきりしました。

ぢーこ節最高!

出会いに感謝だわぁ。

まとまんなくてすまん。

また聞きに行くかも。

乗り越えなきゃいけない部分らしいので。

資料を見直してまた、感想が出るかも。

色々ありすぎて、伝えきんないわぁ。

 

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☆Mさん

 

ぢーこ

先日は「外遊びの群れを作ろう」のお話を聞かせていただきありがとうございました。

今後月遊隊に関わっていくから、また、まだ外遊び仲間ではない周りのお友達とも一緒に銀河、また座間で遊んで行きたいという理由で今回の講座を申し込みました。(ちょっとズレててすみません。)

 

お話を聞いた後振り返りながら思い出したのが、そもそも銀河に遊びに行きたいと思ったのは、我が子が外遊びが好きなのは前提ですが、長女が幼稚園卒園後は相模原に引っ越すから相模原のお友達を今から作ってあげたいこと、また現在在住の座間で外遊びをするのも、今後引っ越してから小学校でつまづいた時に帰れる場所や仲間を作ってあげたいという気持ちもあったのでした。

 

そして我が子が外遊びが好きなのは、本人達ぐらいあるいはそれ以上?に私自身が外遊びが好きで、外で遊んでいる時は楽しく笑っているからなんだと思います。

家にいるとガミガミ怒ってばかりなので…どれだけ怒ってるんだと自分でも思いますが…

“ママの笑顔がみんなの笑顔”とはよく言ったもので、私自身が楽しく過ごせると家族もみんな穏やかに過ごせるんだなと身に染みて感じているので、同じように遊んでくれるお友達が必要で、これからもそんなお友達と自分がワクワクすることをやっていけたら嬉しいなと思います。

 

そして、相模原の引っ越し先付近で外遊びの群れを作るのが今後の課題なので、銀河やせりぼうに今後も通って近所で一緒に群れてくれる仲間を見つけたいと思います。

ちゃんと感想になっているのかどうか怪しいですが…やっと自分の考えがまとまりました。感想お待たせして失礼しました。この度はありがとうございました。

また他の講座でもお話を聞かせてください。

 

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☆Mちゃん

 

ぢーこさんへ

 

先日は、ありがとうございました。

なかなか時間が持てず、感想を送れずにいたんですが、講座を受けてこの5日ほどの間に時間をかけて咀嚼しながら、よりじっくり自分の栄養にすることが出来た気がします。

 

ぢーこさんのことは外遊び仲間から聞いていましたが、講座冒頭のぢーこさん本人の自己紹介で、今まで私が抱いていたぢーこさんのイメージを良い意味で覆し、ぐっと親近感が湧きました。

 

子どもと野外で戯れ、全力で向き合うぢーこさんがバリバリの仕事人間だったとは。

 

そして、同じく、10年前に子育てをきっかけに仕事を辞めることになった時の自分の、評価を失う不安感、‘群れ’から離れる孤独感を思い出し、そしてぢーこさんが言う‘大人にも群れが必要’という展開にとても納得しました。

 

私も、10年の子育てで紆余曲折しながら自分の理想を追いかけ、群れ、仲間、同士が欲しかったのが今の私がやってることのベースにあるのだということを改めて気づかされた思いでした。

仲間との出会い、情報源…あれこれ探って、1年前、‘群れ’づくりより先に、主体的に活動を始めることになったのがプレーパークでした。

 

プレーパーク参加者だった私が代表になり、地元ではプレーパークのことを知らない人も興味を持って、この1年沢山の人が足を運んでくれましたが、到底自分だけでは手が足りない。

スタッフを名乗り出てくれた人もそれぞれ小さな子を抱え、それほど動けない。

 

そんな中で、「楽しかったのでまた是非やって欲しい」という期待に応えたい気持ちと、こんな遊び場があるということを知って欲しいという気持ちと、ここに来ることで「遊び」の概念が変わったり、良い連鎖が起きる人たちが増えて行ったらという思いで、3人の子育ての傍ら、ややがんじがらめになりながら、ギリギリの力で運営をして来ました。

 

一方、もっと気軽に自分が楽しめる場が欲しい、と追って始めたのが、もっと小さな集まりの‘野遊びの会’。

 

最初は時間を過ぎてもなかなか人が来なくて「なんでやってるんだろう」と自分に疑問を投げかける日もありました。

でも、そんな中で自らに言い聞かせていたのが、「誰も来なくても、自分と娘が外で過ごす時間を楽しみたいからやる」という思いで、続けて来ました。

 

そういう意味では、この小さな外遊びの群れの活動の方が、手探りながら、自分のやりたいことの真髄だったのかもしれません。

 

そのうち、仲間が仲間を呼び、居心地の良い群れになっていったことはこのうえない喜びですが、「これでいいのだ」と自身が納得する機会がなく、回数を重ねていったのも事実でした。

 

やってる内容、時間の過ごし方、広め方、安全面、自分の立ち位置。

軌道に乗っているような気もするけど、改善する必要もあるのか、ないのか。

答えがないから自由なのに、全くの自由だからこその、いつまで続けるべきかという迷い、そしてマンネリへの気がかり。

 

そんな時にぢーこさんの講座の案内に出会い、まるで私の為に開かれるような内容ではないか!と思いました。

 

そして、走り続けて来て、なかなか振り返る機会の無かったこの1年間の活動を振り返る機会にもなり、大きく何度もうなづきながら、自分は、「やってきたんだ」と実感しました。

 

経験したから、ぢーこさんの話が手に取るように実感・共感出来る喜びを感じ、そして、今漠然と抱いている不安や疑問も客観的な視点で露わになり、何より「やってきて良かったんだ」と思えることが最大の励みになりました。

 

・なぜ外遊びなのか →外で過ごすこと、自然の中にいることは単純に気持ちがいいから。(外遊びは良い事!という概念にとらわれ、この‘心’を忘れがちになりそうな自分に気づく。)

 

・大人にとっての‘群れ’ →他人視点で我が子を見ることが出来る。

 

・「特別な日に、特別な場所で、特別なことをやって意味があるのか」日本冒険遊び場協会のHPにも書いてある!「遊びあふれるまちへ」まちの中で、日常的に遊びがあることが大事。

 

・大人は用意し過ぎない方がいい。

 

・誰のためにやる?これを他人軸にするとやりたくなくなる。「来たかったら来たまえ」の精神。やりたくなくなったら、やめていい。

 

・「正しいことをやってる」という意識を捨てる。「やりたいことをやってる」

 

これらが特に私が共感したポイントです。

 

プレーパークの活動と、外遊びの群れの活動、どちらも汲み取って、抱き合わせで経験者の話を聞けたことは、またとない好機でした。 ‘

 

群れ割’があって、それが適用されたことも、私には大きな励み。

ぢーこさん、ありがとうございます!

 

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☆Aちゃん

 

ぢーこ、先日は外遊びの群れをつくる講座ありがとうございました!

外遊びの群れを作る活動を始めたのですが、よく遊んでいた子達が幼稚園に入ったり、習い事などで曜日、時間があわなかったりと、最近は活動しても全然集まらなくなり、

 

どうしたら参加してくれる人が集まるのかな~と、市の子育てカレンダー載せる事にしたのですが、

 

それだと何が何でもその時間にその場所にいなくてはならないと。心に重くのしかかってきて、どうしたもんかと。どうしたら上手く群れを作れるのか何かヒントが見つかると思って講座に参加させていただきました。

 

外遊びの群れを何故作りたいのか?それが決まっていればそれだけでいい!との言葉。無理をしても続かない。本当にその通りだと思いました。自分がどうしてやりたいのか!

子供がお友達と外で遊んでいる時が一番楽しそうで、その笑顔を見るのが好きだから。

 

そして、この間自分が病気になりとても辛くて子供の面倒を見る余裕がなかった時に、仲間達が凄く助けてくれて、本当に助かった事があり、そういう関係を多くの人にも作って欲しいなとの思い。

時間はかかっても無理なく出来る範囲でゆっくり活動を続けて行けばいいんだな。続けて行きたいなと心が落ち着きました。

 

講座の感想と違ってしまってるとは思いますがすみません。また色々な話を聞きたいなと思うので、これからも宜しくお願いします!

 

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☆Sさん

 

「外遊び」「プレーパーク」というものに対して、わたし自身が突き詰めて考えたこともなければ考えようともしていなかったので、時間が経っても自分の言葉での感想が湧き上がってこないのが正直なところです。

 

そんなわたくしですが、一生懸命考えました。

毎日そこに行けば誰かがいて安心しながら、ホッとしながら、遊んだり喧嘩したりを子供のペースで出来る場所が、子供たち一人ひとりに必ずあることが大切なのだな、と感じました。

 

プレーパークがなければならない!なのではないんだと気がつきました。

日時が限られ車で行くような少し遠くにしかないプレーパークもそれはそれとしてとても良いものですが、本来であれば毎日いる場所こそが大切で、そこにもっと考えを及ぼす必要があって、

大人たちの意識ひとつで、子供たちのいる場所をそういう場にして変えて行けば良いのだと思います。

(と、言いつつも、大人の意識を変えるのはそりゃ大変なことだよ。。と思ってしまう自分もいたりします)

 

でも、わたし自身からまずはそういう意識や行動を変えて行けば良いのさ!とも思えるのです。講座にいらしていた方は皆さまパワーをお持ちでした。そういう方たちの少しずつのウェーブが日本全体に波及し大きなうねりになることも十分ありえるし、そうなったらなんて素敵なのだろう!と思いました。

自分自身は外遊びをしてきたわけではないので、具体的にどういう場所でどういう風に遊んだら良いのかな、自分のやり方・考え方はどうなんだろう、と思っていました。

看板が多いところには近づかない!お花がたくさん植えてあるところには近づかない!などのちょっぴり笑える具体的なアドバイスがとってもわかりやすくて印象的でした。

子供たちがのびのび出来る場所は、側にいる大人の心ものびのびさせてくれます。周りの目に気をすることがないと、その心の余白分で「今日の風は気持ちいいな」とか自分自身も色々感じられるし、周りを警戒しない分だけ子供たちにも目が向いて良いサイクルだと思います。

 

少し思ったのですが、子どもがまだ未就学児だと、まだ色々なところで遊びやすい気がしています。まだ世間の目がそんなに怖くないというかなんというか…温かい眼差しを受けている気がします。

 

それが小学生の中頃あたりから世間の目は冷たくなってくるのでは…と思えるのです。まだわたしの中で深められていないのですが、そこもこの講座をきっかけにしてこれから考えていきたいな、と思いました。

最後にもう一つ心に残ったことは、遠慮しない溜めないで言う!ということです。

わたしの周りの母たちに心から伝えたいです。わたしは結構言っちゃうタイプなのですが…。

でも周りを見ていると、溜めて溜めて溜めまくっている人や、(周りからの評価を気にして自分の首を締めながら)どっぷり悩むのが好きなのねぇ…といつも悩んでる人や、本当皆さま、人生もっと楽しく行った方がいいと思っています。

一度距離が離れたって死ぬわけではないし、また別な場所でお互いに少しずつ成長した時に会ったら意気投合するかもしれないし!(しないか)本当に自分自身の大切にしたいものを大切にして欲しいと思いました。

こんなことを自分勝手に言いつつも今回の講座に出ておられた方々の悩みには、とても共感するものがありました。

行動していくとふと気がついた時には自分で自分自身を縛ってしまっていて、それに気がついたとしてもどうしたら良いのか分からなくなってしまうことって誰でもあると思います。

そんな時に自分の考えを整理したり、背中を押してもらえる良い時間でした。ありがとうございました。